道しるべ

みてござる

先祖(ほとけ)さまがみてござる

慈悲(おや)のまなこでみてござる

みてござる

「偽計業務妨害罪」…北方四島支援事業に関して、近頃よく眼にする法律用語で、なんともこむつかしい。談合などがこれにあたるという。つまり入札にあたって、特定の業者や人に利益がゆくように、前もって打ち合わせに巧みに偽り計ることである。これによって公正な入札業務を妨げ、国や国民に害を与えることとなる。詐欺と何らかわるところがない。

詐欺といえば、去年から話題のたえぬ牛肉のすりかえ、産地の偽装、製造月日のつけかえ、リストラにつけこんだ国費の詐取、粉飾決算、おちゆくさきは秘書給与のピンハネ。どれもこれも詐欺ではないか。そのたびにお偉方が頭を下げて、再発防止を誓うが、一度あることは二度ある。二度あることは三度ある。三度あることは何度もおこるのである。

そこで厚生省は、手っ取り早い防止策として、食品表示ウォッチャーを全国の主婦の幾人かに委嘱して、いつも店頭を監視して不正の取り締まりにあたらせることにした。そういえば店の入り口に「監視カメラ設置」とか「作動中」などとあるのが目立つようになった気がする。悪いことをする人がいるから仕方のないことだが、また見張られる世の中になってゆくようで、わびしくなる。

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