真なるものは はなはだもって難く 仮なるものは はなはだもってしげし
参照:竹下節子著「カルトか宗教か」カルトが勧誘するときの謳い文句には、いくつかのタイプがある。
- 古いシステムは腐敗している。われわれのグループのみが、まったくあたらしい価値を与える。
- われわれは選ばれた者である。もう今までのように大衆の中に埋もれた、無明の存在ではない。
- われわれメンバーには、どこまでも向上進歩する可能性がある。努力しても落ちこぼれたり、リストラされることはない。
- 師に従って修行すれば、秘密の智能を伝授してもらえる。
- 決められた訓練をこなせば、短期間で確実に他人を支配する能力、救済の能力、超能力さえもうることができる。
- あなたはどうして、あなたを認めてくれない希望のない社会で、このまま消耗しつづけるのか。このグループに入れば、あっという間にあなたにふさわしい成果をうることが出来、ほんとうの自分を見つけることができる・・・と。
グループに入った後で求められる奉仕活動や金のノルマについては、最初のうちはふれられない。会員の強制的勧誘や、教えをたたきこまれて自由意志をうばわれることや、脱退の困難さや、家族や友人達と縁をきらされることなどは、たくみにかくされているのである。そしてカルトは、社会改善とか、自己開発の講演会、ヨガ教室、学習塾とか一見無害な顔をして、今もすぐ近くに存在しているのである。