道しるべ

華厳経

水で手を洗ったときは、そのさっぱりした手で仏法を受けとろう。

大樹を見ては、争いの心をすてて、いかりやうらみからはなれよう。

流れる水を見ては、正法の流れにさおさして仏智の大海にすすもう。

夕の眠りにつくときは、すべての身心のはたらきを静め心の動乱をはなれよう

報恩講

報恩講は、親鸞聖人のみ教えに生きる私たちが、年に一度おつとめする大切なご法事であります。

聖人は九才の時出家し比叡山でさとりの道をあゆまれました。しかし心にひそむ、よく、いかり、ぐちといった煩悩はきえず、二十九才の時に比叡山からおり法然上人が説く、だれにもわかる念仏の道を聞かれました。その時聖人は、わが力をたのむ自力の心は、自分の姿を知らない思いあがった心だと気ずかれました。そして私のすべてを見抜き呼んでくださる阿弥陀如来の「まかせよ、救う」の仰せをすなおに受けとられ念仏一すじに生きて行かれました。

私たちは自分のことは自分ではわかりません。阿弥陀如来の目にうつる私の姿は、地獄必定の迷いの凡夫の姿であります。この私を救うための阿弥陀如来のはたらきが「南無阿弥陀仏」の呼びごえであります。

私たちは、報恩講をご縁として、聖人のご苦労をしのび、お念仏のみ教えを信じ、伝えのこしていくこと、これが一番の御恩報謝であることを、よく自覚いたしましょう。

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