道しるべ

出典:アメリカ某病院待合室の掲示文より

偉大なことができるように健康をもとめたのに、よりよきことをするように病気を賜った

命の尊さ

お釈迦様は、お生まれになってすぐ七歩あるき、「天上天下、唯我独尊」と宣言されたと伝えられています。

「ただわれ独り尊し」というのは、決して思いあがってもうされたのではありません。私たち一人ひとりが、かけがえのないただ一つの「いのち」の存在であることを宣言されたのです。私たちの「いのち」は、私たちしか生きられません。たとえ父母、夫婦であっても、だれも代わることができません。そしてだれもが、それぞれかけがえのない重い「いのち」を生きていることにおいては、まったく平等です。たとえ能力や知識において違いがあったとしても、決して傲慢になったり、卑屈になったりしてはならないのです。

仏さまは、その「いのち」の平等を見ておられます。だからひとりとして捨てておくことができないのです。すべての人を,『いのち』の尊さにめざめさせたいのです。ひとしく仏に尊い「いのち」であることを、気づかせたいのです。

だれにも代わることができない、代わってももらえない私の「いのち」を、ほんとうに尊い「いのち」として生かすこと、それは、仏さまの願いを聞き、願いにめざめ、願いをいただいて生きることです。この生き方を「念仏生活」、お念仏のもうされる日ぐらしというのです。お念仏は、仏さまの願いが、はやもう私の「いのち」の中に、通うているあかしなのです。

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